ORAS発売前
メガシンカだなんだと騒がれていたミロカロス
そらー意味深にりゅうのはどうやドラゴンテール使えたBW時代と、勝気習得でやたらと強化されたXY時代を経験したのだから、至極普通である
いざ蓋を開けてみると、待っていたのは「とぐろをまく」とかいうわけのわからない技の習得だった
メガシンカはもらえなかったミロカロスが進む道は、公式から暗に【変態物理型にしてもらえよ】というお告げだけだった
とぐろをまく
積み技には珍しく「どくタイプ」の技である
とぐろという響きからわかるように、ヘビポケモンが多く覚えるのだが、ヘビポケモン以外にも、ツチノコだったりウナギだったり深海魚だったりが覚えている
そのわりには、ハガネールやギャラドスは覚えることができず、よくわからない技である
※ハガネールやギャラドスはヘビではない(無言の腹パン)
効果は、攻撃・防御・そして命中率を1段階ずつあげるという変わった技で、ビルドアップの上位互換技である
さて、ミロカロスがとぐろをまくことでどんな恩恵が受けられるのかというと
1、ハイドロポンプ、ふぶきの命中率が上がる
言わずもがなA+1した滝登りよりも素ハイドロポンプの方が高火力なわけだが、そのハイドロポンプの命中を1回で104まで上げることができ、外れなくなる
また、吹雪の命中率も91まであげることができるので、まずまずの命中率になる
2、物理耐久の向上
特殊耐久は125もあるが、物理は貧弱でねっとう頼りだったミロカロスがとぐろを巻くことで物理耐久を底上げすることができる
3、さいみんじゅつの命中率
そしておそらく一番はコレでしょう
催眠術の命中があがります
1回で78、2回で96と、ほぼほぼ外さない催眠となります
とぐろをまくと催眠の相性もさることながら、自己再生での耐久確保のために使えたりもするため非常に便利
というわけで育ててみました
調整意図
A:たしか236振り 2とぐろを巻くした後のたきのぼりでH4振りメガガルーラを確定2ライン
(一応11n)
HB:素の状態で陽気メガガルーラのすてみタックルを最大乱1.5回以外耐え
S:12振り 高速移動をバトンタッチした場合、最速135族抜き
D:余り
以前思いつきで考察したバトンハッサムとコンビを組む前提で調整した
剣の舞をバトンしてすぐに攻撃に移れることもあり、わりと相性はいいはず
とぐろをまく2回でメガガルーラが確定2なので、6回とぐろをすると確定1になる
基本的には1回、あるいは2回とぐろをまいて催眠、相手が寝たら自己再生して体力確保
隙を見てとぐろをまくか滝登り
というのが流れ
特性は勝気にする必要がなく、やけどを食らったら機能停止、マヒも同じく機能停止、毒だと自己再生の回復が間に合わなくなるのでウロコも微妙
ということでせっかく物理耐久が上がるので、メガガルーラをメタれるように、性別オスのメロメロボディを採用
1回とぐろを巻いてしまえばメガガルーラのすてみタックルを余裕で耐えるようになり、さらに2回の接触があるために、メガガルーラがメロメロになる確率は50%ちかくにまで跳ね上がる
メロメロになったメガガルーラを起点にさらにとぐろを巻いたり催眠することで勝ち筋を見出すのだ!
クソゴミだった
1回とぐろを巻いたところで所詮さいみんじゅつの命中率は78で眠り粉とそう大差がない
よく言われる話だが、とぐろをまく→さいみんじゅつ という流れよりも、さいみんじゅつを2回打った方が期待値的には当たる確率が高い
とぐろなんか巻いてる暇があったら催眠しろ(催眠厨の鑑)
しかし、バトンしないと遅いがバトンすると物理耐久がゴミで結局とぐろを巻く前に催眠を当てなきゃいけない
結局、物理型にした所で、スイクンという大きな壁は越えられそうもなかった
よくよく考えたらスイクンは攻撃を上げる手段を持っていないだけで、普通に神速したり、ダブルに至っては自己暗示たきのぼり神速型とかいうキチガイまで存在していた
噂によれば、とぐろをまく/ハイドロポンプ/さいみんじゅつ/じこさいせい という技構成をしたミロカロスがローテでごくまれにいると聞いている
それを聞いて育てた物理型ミロカロスだったわけだが、結果はフリーですら勝てないゴミポケモンだった
DPtではぜひともメガシンカをもらってドラゴンタイプを追加してほしいです