以前、当ブログで考察したことのある【ハロウィン】を使うことでバンギラスの攻撃範囲および受け範囲を変えてしまおう!というパーティを考えていたのを、今更ながら完成、数戦だけレートで使った結果をまとめようと思います
前回の考察をした際、バンギラスと組む場合は2種類の組み方があるとお話しました
1、メガバンギラスに龍の舞を搭載し、小サイズパンプジンと組むパターン
2、特大パンプジンにトリックルームを搭載するトリパ型
選出の時点で相手はパンプジンの大きさが把握できないため、この2つのどちらかをカスタマイズすることになる
で、私は前者の構築を使おうと思っていました
が、その旨のツイートをしたときに、フォロワーさんの方から
「ぼくその構築使ったことあるけど、パンプジンがすーぐ死ぬからゴミだったよ」
とのことで、「じゃあトリパの方使うわwwww」と決意をした
考えてみれば悲劇はここから始まっていたのかもしれない
ここでバンギラスの技を確認するのほオメ
トリパなので龍の舞が使えないが、なんとかしてバンギラスの攻撃を上げる手段はないだろうか
一番最初に思いついたのが「じゃくてんほけん」
パンプジンがバンギラスの弱点をついて火力を上げていく
のだが、パンプジンがバンギラスの弱点を突く場合、バンギラスへのダメージがとんでもないものばかり
タネばくだん、タネマシンガン → 特大のせいで無振りでもAがかなり高く、半分近く入る
きあいだま→C低いとはいえ4倍な上に威力も120。命中が70でそもそも当たらない事故も起きる
で、まともにバンギラスの弱点をつけそうなのが、ジャイロボールとめざパくらいしかなかった
ということで、そんな技採用するくらいならもっと別の案考えるわってことで没
ふとタマゴ技をみると、バンギラスのAをあげ、さらにトリックルームと非常に相性のいい技を見つけてしまった
「鈍い」
だった
Sを下げることでトリックルーム中に非常に動きやすくなる他、Aも上げつつBもあげる
これはいい!!!
ということで、鈍いを積んでいくタイプのバンギラスに決定し、パーティを組むことにした
パーティ
見た目はバンドリマンダ、しかし実際はパンプバンギである
のほオメくんには珍しく、ダブルでの2メガ構築となっている
・・・・え?3メガ?なんのことだ?
個別解説
性格:いじっぱり
技:いわなだれ/かみくだく/鈍い/まもる
持ち物:いのちのたま
努力値:HA252 D4 (※C抜け5V)
鈍い以外はわりと普通に見えるトリルのバンギラス
ハロウィンとの相性のため、噛み砕くは絶対に必要で、あとはハロウィンしなくても十分戦える全体技の岩雪崩を採用した
性格が意地っ張りな上に素早さがVだとトリルではありえないのでは?と思うのだが、これは鈍いを使った際に起きる素早さの逆転の調整のためである
最遅バンギラスが鈍いを使うと、最遅パンプジンより遅くなってしまい、トリックルーム中ではバンギラスが先に鼓動してしまう
ハロウィンを先に打ち、その後噛み砕くをしたいので、S調整をすることになったのだが、それがたまたま意地っ張りSVの無振りで、1鈍いを積んだ状態で最遅パンプジン+1という素早さになった
またメガバンギラスでない理由は、珠バンギラスの火力の方がわずかに高く、もともとバンドリマンダという並びを改造したものだったので、ボーマンダという別のメガ枠がいたため
ハロウィンを付与した相手への珠かみくだくの威力はすさまじいもので、HB特化モロバレルすらも砂ダメージ込で、低乱数とはいう倒せる可能性を秘めている
前の記事でも書いてあるが、HB特化クレセリアも問答無用で確定にでき、バンギの噛み砕く1回耐えはできるwwwと余裕ぶっこいて守るもしないで居座ってくるクレセリアは吹き飛ぶことになる
※そもそもクレセリアはバンギに有効打がムンフォくらいしかないから放置でいいのは言うまでもない
耐性の変化により、相手のガルーラがバンギラスへの有効打がなくなるケースが非常に多く、逆にこちらはハロウィンかみくだくでHB振りとかいうメガガル以外なら大体倒せるので、トリックルームさえ張ってしまえばガルーラも怖くなかった
性格:なまいき
特性:おみとおし
技:タネばくだん/ハロウィン/いたみわけ/トリックルーム
持ち物:ナモのみ
努力値:H244 B100 D164
個体値:4VS0
バンギラスの相棒
基本的にはトリックルーム→ハロウィンを連打する
ハロウィンは敵はもちろん、味方にも打てるので、バンギラスに対しても打つことができる
タネばくだんは対トリトドン、ラグラージあたりに
特にトリトドンはトリルを貼っても向こうがS下げ性格などだった場合は素早さで負けてしまうので、迅速に処理できるルートを確保した
HBは特化アローの珠ブレイブバードを上2つ切りで耐え
HDは特化ギルガルドのシャドーボールを最高乱以外耐え
ナモのみを持たせているので、珠キリキザンの叩き落とすも確定で耐える
痛み分けを採用したのは、ハロウィンではなく岩雪崩で攻める場合のサポートとして
少しでも削りを入れ、ハロウィンをしなくても岩雪崩2回で削り取れる体力に削るサポートとして使う
だいたいトリックルームを使う場合にパンプジンはダメージを受けていることが多いので、それを逆利用する形になる
性格:陽気
特性:精神力
技:ねこだまし/すてみタックル/アームハンマー/ふいうち
努力値:AS252 H4
道具:だっしゅつボタン
まさかの非メガシンカガルーラである
ボーマンダがすでに別のメガ枠として存在していたのだが、これまで何度か考察してきた、非メガガルーラの可能性を試してみたいと思い育成した
が・・・・今回はガッツリアタッカー向けなのを用意した
初手でバンギラスを出すには苦しい状況で、かつ相手に挑発持ちがいるためにパンプジンがトリックルームできなさそうなときに先発でパンプジンと横並びにする
猫だましをして脱出ボタンを発動させ、バンギラスにつなげるのが仕事
陽気ASというトリックルーム入りにあるまじき育て方なのだが、脱出ボタンを持っている関係上、ガルーラミラーで相手のガルーラに猫だましされるわけにもいかず、かつ相手のガルーラに猫だましをさせるわけにはいかないので、仕方なくAS陽気にし、気持ち程度にアームハンマーを採用した
一応バンギラスが倒れた後、ハロウィンを打った相手を不意打ちで縛ることができる
当初の予定では、すてみタックルをシャドークローにして、ハロウィンを受けた際にタイプ一致でシャドークローが打てるガルーラを爆誕させようかと考えたのだが、ガルーラにハロウィンを打つという未来が見えなかったので採用は見送られた
特に説明することのないASドリュなので省略
しいて言うなら意地っ張り鉢巻ってことくらい
こちらも特に説明することのないただのメガマンダ
しいて言うなら6Vで流星群を切ってすてみタックルを採用している
Aに下降補正がかかっていても、ニンフィアやサーナイトに大きなダメージを与えられ、かつハイパーボイスが打ちにくいワイドガード持ちがいる場合には打ち分けできる
性格:れいせい
特性:どんかん→シェルアーマー
技:れいとうビーム/サイコキネシス/トリックルーム/なまける
努力値:H244 CD132
個体値:4VS0
まさかまさかの2メガ構築 しかも努力値の振り方がすっごい変
Cはメガ時れいとうビームでH4チョッキランドロスを確定1
HDは特化ギルガルドのシャドーボール最高乱以外耐え
水技を切っているが、炎はバンギラスが岩雪崩、そもそもバンドリなのでドリュウズが地面技で縛ることができており、地面もヤドランのれいとうビームが刺さっているのでさほど必要ないと思いきった
もともとパンプジンとは別のトリックルーム使いがほしいと思っていて、その条件がこんな感じだった
○ちょうはつされてトリックルーム出せない事故が起きにくい(メンタルハーブでも可)
○ちょうはつを採用していることの多いポケモンに一撃で倒されない
○キリキザンの叩き落とす、あるいはアイアンヘッドで一撃で倒されない
○ギルガルドの一致技で一撃で倒されない
○ここまでで非常に重たいランドロスの処理がわりと楽
と探していった結果、メガストーンを持つと叩き落とすの判定が道具なしになるヤドランを採用することとなった
最悪ボーマンダと同時選出したときは、そもそもトリックルームを使うことがないのでメガシンカで耐久をあげることもなく、ヤドランとして戦うこともできるという点では非常に優秀
最後の1枠がなまけるになっているのだが、この枠は正直何を入れるか迷ってとりあえず入れた
トリックルームを使えるポケモンがことごとくキリキザンとギルガルドに弱いのなんとかしてくれ増田ァ!!
解体することとなった悲劇
さて、それではなぜ解体するに至ったのか・・・・・
それは生放送で使っていたある時・・・・
僕「よーし、トリックルームを貼ったぞ!」
「けど、相手はガルーラ+ランドロスか・・・」
「ガルーラはトリルを嫌って一旦後ろにいるモロバレルに交代してきそうだな」
「ランドロスはおみとおししたとき、スカーフだったし、ばかぢからで固定されている(守るで防いだ)」
「A下がってるとはいえ、これはバンギラスにばかぢから打ってくるだろうな」
「いかくもされてるから、相手のランドロスにハロウィンかみくだくしても低乱数なのか・・・・」
「そうだ、ならばバンギラスは鈍いをしてAを元に戻しながら、パンプジンでハロウィンしてばかぢからを透かそう」
「そおれ!!!」
パンプジンのハロウィン!
バンギラスののろい!!
ガンッ!! ガンッ!! ガンッ!!!
僕「ん?」
画面には、バンギラスが自分にくぎを打っている姿が映る
しまったああああああああああああああ
そう、ハロウィンをバンギラスに打ったことで、「鈍い」が「呪い」になってしまった
結果として、バンギラスは体力を半分削り、ランドロスを呪うこととなった
(この次のターンにランドロスは帰っていった)
S調整までしてわざわざ鈍いを積んでもパンプジンが先に動けるという状況を作ったのに、バンギラスが自分で体力削って相手を祟りにいっているんだからたまったもんじゃない
つまりは、この場合、バンギラスはパンプジンがトリックルームを選択したターンに守るもせずにのこのことのろいを積むか、わざとパンプジンが別の行動をしてトリックルームのターンを1ターン消費してのろいを積むしかないのだ
あ、これはゴミだ
一瞬にして冷めた
トリックルームだとハロウィンバンギはそもそもコンボが成立することが稀だったのだ
こんなことなら最小パンプジンにスカーフ巻いて竜舞バンギと組ませた方が100倍もマシだった
アローの対策なんてモロバレルと比べたら屁も同然だ
こうして、トリックルームハロウィンバンギラスは、ボックスの肥やしとなることが確定したのであった
ゴーストタイプを付与する、ということにばかり頭が回ってしまい、技の仕様が変わってしまうということをスッカリ忘れてしまっていたがために起こった悲劇
正直ここまで来たら、最遅バンギを粘ってのろいを入れずにれいとうパンチとかけたぐりとか入れればよかったと思うレベルで後悔するハメになった
みんなもポケモンの技については、よーーーーく理解して使うことにしようね、お兄さんとの約束だぞっ!